DX
(デジタルトランスフォーメーション)

DXへの積極的な取り組み

「はま寿司のDXへの積極的な取り組みについて」
 現在、第4次産業革命とも呼ばれる人工知能(AI)・クラウド・IOT・セルフオーダー/セルフキャッシング等の技術革新やITによるデータ活用により、定型労働に加えて非定型労働においても自動化が進展しています。
 はま寿司は創業以来、お客様へのスピーディーな商品提供をするために 従来行っていた注文用紙でのご注文を「注文タッチパネル」へ自社開発を行うなど。従業員の負担を減らすとともにお客様の利便性を高め、省資源のサービスを実現し体現してまいりました。
 現在、世界で気候変動による産地移動や水産資源の枯渇の危機に直面しております。
はま寿司はこの貴重な資源を無駄にすることが無いように創業以来の「回転レーン式陳列販売」方法から脱却し、ご注文頂いた商品を「高速ストレートレーン」でさらにスピーディーにお届けする様、 トランスフォーメーションしてまいりました。
 今後はこのシステム資産(ハードウェア・ソフトウェア)とIoT・AI技術を融合させ、
従業員が働きやすく、また省人化を見据え、お客様にご満足頂けるお店作りをおこなってまいります。
「さらにスピーディーに、さらに高品質で安全で手軽な価格の商品」を持続的にご提供できるよう
はま寿司はデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してまいります。

代表取締役社長 町野 岳

DXへの積極的な取り組み表

はま寿司のDX戦略

DX戦略の方針

現在、売上・在庫等の情報を収集する仕組みを構築しておりますが、
今後の販売拠点拡大に向けて更に情報収集・統合の効率化を進め、
お客様の利便性向上と迅速な経営判断に資するためにDXを推進いたします。

DX展開の環境整備

人工知能(AI)・クラウド・IOT等の先端技術の活用を積極的に行うとともに、システム開発環境の整備・拡充に努めております。

  • ・お客様のご利用体験をより快適にするため、レジ、券売機、セルフオーダー端末、モバイルオーダーUIなど、お客様との接点となる各種ソフトハードの標準化単純化を推進します。
  • ・店舗からの売上、販売、勤務状態など各種データのクラウドシステム上への集約、統合と分析を継続的に行い、お客様や従業員のニーズに応える店舗運営、改善の基盤とします。
  • ・店舗、工場、物流、本部というMMD各工程での自動化、省人化と生産性向上を実現するためのツールとしてAI、RPA、ICT、IoTなどの先端技術の開発、導入、展開に取り組みます。

具体的なDX施策

はま寿司の店舗・本部、およびゼンショーホールディングスの物流・工場などの各工程において、
人工知能(AI)・クラウド・IoT等の先端技術を利用し積極的にDXへ取り組むことで、業務の効率化・自動化と新たな価値創造を推進してまいります。

  • 1. 店内業務効率化のために、POSシステムのほか、券売機、セルフサービスの注文システムやキャッシングレジシステムを導入しております。
  • 2. お客様利便性向上及び店内業務効率化のために、決済手段として現金のほかクレジットカード、電子マネー等の非現金決済手段の導入を進めております。
  • 3. 仕入調達については、ゼンショーホールディングスのグループ食品安全保証本部による仕入先の安全性認証、国内外の仕入先の開拓に努め、グループ内仕入共通システムの下で仕入れコストの低減を図っております。
  • 4. ドライブスルー、モバイルオーダー、デリバリーなどマルチチャネルへの対応を率先して推進しております。

DX戦略の達成状況

当社は、経営指標(KPI)として売上高、営業利益、経常利益、当社純利益、売上高営業利益率、売上高経常利益率、ROEを重視しております。
中期経営戦略を実行する上で必要となるシステム構築やDX推進の取り組み状況は、下記3つの観点にて起案から投資判断、実績の評価までを一貫して実施しております。

  • 1. お客様の利便性の追求
  • 2. 環境変化への柔軟かつ迅速な対応
  • 3. 店舗・工場・物流・本部生産性の向上

競争上DX指標を公表していない項目についても、年初予算時に目標を設定し、投資時には稟議決裁の上実行して います。戦略推進に伴うプロジェクト起案、プロジェクト報告は定期会議やレビューボードにより評価・共有する ITガバナンス体系を設けております。

DXへ向けた展開

変化への柔軟な対応が企業DNAに刻まれており、
早くからDX化に取り組んでいます

DXへの積極的な取り組み表