ゼンショーグループ全体で座学研修を行います。ビジネスマナーから始まり、ゼンショーグループの企業理念や行動原則、チームワークの基礎等を学んだ後、各社に分かれて集合研修を実施します。すべての仕事の能力の土台となる店舗オペレーションの基本を学び、店舗に配属されてからすぐに役立つ知識と経験を身に付けます。

店舗配属後初めての集合研修ということで、店舗で習得してきたオペレーションが決められた手順通りに、求められる水準以上に、与えられた時間の中で出来るかの確認と修正を行います。知識面では、ゼンショーグループの理念を実現させる仕組みであるMMDを店舗でどのように展開していくのかを学んでいきます。こうして、研修で獲得した経験と学びをもって店舗に戻り実践する、これらを繰り返していくのです。

オペレーションを「自分が出来る」ことから「クルーに教育する」ことへ出来るようになるためのOJTスキルを身に付けていきます。さらに時間帯責任者になるべく、必要な知識を体系的に学んでいき、きれいさ、おいしさ、ホスピタリティあるサービスなど、店舗の状態を格段に良くしていく手法やお客様対応についてもロールプレイングを交えて体得し、店舗に戻って実践を繰り返していきます。

入社後6ヶ月間、店舗で経験したことを研修で確認し、研修で学んだことを店舗で実践するということを繰り返し、習得してきたことが全力で問われるストアマネジャーへの道のりの第一関門です。この資格試験に合格すると、翌月には2ndアシスタントマネジャーに登用され、時間帯責任者としての立場で店舗運営に関わっていくことになります。

時間帯責任者として稼働していく中で必須となるリーダーシップについて、オペレーションを通して体験してきたことを、OJT訓練のなかで確認、修正していくとともに、店舗での組織構築について基礎から体系的に学んでいきます。クルーの採用、面接からシフト作成に至るまで、習得した知識を店舗で実践し繰り返していくことによって能力を身に付けていきます。

入社してから2ndアシスタントマネジャー研修まで学び体験し、習得してきたことをおさらいし、知っているだけではなく実践出来ている、クルーに教育することが出来ているかの確認を行います。また、新たに従業員管理、建物設備管理、リスク管理等、店長代行として必要な知識を体系的に学び、また店舗に戻って繰り返し実践していきます。

入社より約1年、店長代行を任せられるためのオペレーション力、OJTスキル他、2ndアシスタントマネジャーとして習得してきたことが全力で問われるストアマネジャーへの道のりの第二関門。この資格試験に合格すると、翌月には1stアシスタントマネジャーに登用され、店長代行としての立場で店舗のマネジメントに関わっていくことになります。

1stアシスタントマネジャー研修Ⅰでは、店長代行として店舗マネジメントに携わる中で必須となるコントロールについて体系的に知識を習得し、また店舗に戻って繰り返し実践していきます。1stアシスタントマネジャー研修Ⅱでは、クルーの戦力化、時間帯責任者の育成から売上機会の拡大までの戦略、戦術を体系的に学び、さらに、自店の問題点の発見を行い、その原因を特定し、まずは緊急対策とその問題の根本対策を行う方法について学び、実践していきます。

入社後最短で17ヶ月、これまでの集大成が問われる試験です。この資格試験に合格し、実績を認められた者だけがストアマネジャー(SM)に登用され、複数店舗マネジメントに挑戦するチャンスが与えられます。新任のストアマネジャー(SM)には手厚い研修が用意されている他、年2回、自身のオペレーションスキルやOJTスキル、コミュニケーションスキルを競い合う考課会が開催され、評価とも連動した、マネジメント能力を絶えず向上し続けることのできる体制が整っています。